アマミコクワの採集はバナトラの数が命( ✌︎’ω’)✌︎
アマミコクワガタの採集について
概要

アマミコクワガタ。学名はDorcus amamianus amamianus。Dorcus(クワガタ属)、amamianus(アマミコクワガタ)の原名亜種。徳之島、沖縄本島、西表島にそれぞれ別亜種が生息。数は少なめ。
筆者の推しクワ。指で突くと縮む。ちいさくてかわいい。なお本土のコクワガタ(Dorcus rectus)とは別種。
採集
主に標高が高めの地域(150m〜)に生息すると言われているが、標高70mくらいでも見かける。夜の方が採れるが、昼でも活動している。 脚が長く樹上の枝先で生活していると考えられており、バナトラは長竿で高所に掛ける必要がある。
採集のコツは「たくさんバナトラを高所掛けすること」だと思う。広く薄く分布する印象で、①バナトラをクワガタが良く来る場所に掛け、②運よく大型のクワガタに落とされていなければ採れる、といった印象。ひたすらバナトラガチャを引こう(゚∀゚)。
他の奄美クワガタ四天王♀との見分け方
↓Q:どれがアマミコクワでしょう?

四天王の中では判別しやすい。前脚がまっすぐ〜若干外側に張り出し気味なのがアマミコクワ。つまり1番右。
↓残りの四天王♀は前脚が内側に曲がっている。左がアマミコクワで右がアマミヒラタ。

越冬個体等で前脚の状態が悪くても同定できる。前胸背を見て、ツヤがあればアマミヒラタ、アマミコクワの2択。
↓次に上翅を見る。アマミコクワの上翅は①点刻自体はなんとなく縦に規則的に並んでいて、②点刻が薄めの部分が不規則な間隔で存在してそこがスジっぽくみえる。

↓アマミヒラタの上翅は①点刻自体はなんとなくバラバラに並んでいて、②スジの部分に点刻は少なく間隔は割と規則的。

ついでに足の太さが明らかにヒラタ>コクワとなるが、同時に採れていて比較できないとわかりにくいかも。
なお、奄美には採集禁止のアマミシカクワガタが生息していて、♀のサイズがアマミコクワと大差ないので間違って採集しないよう注意。見分けるポイントは、まずアマミシカクワガタは①前脚がまっすぐ〜若干内側に曲がり気味なこと。
↓画像は「昆虫の図鑑 採集と標本の作り方 増補改訂第2版」p153より。

スレ個体の場合は②背中はツヤツヤ気味で上翅にハッキリとしたスジはない、③前胸の縁がギザギザ、というポイントがあるが両種のスレ個体ではわかりづらいかも。他に、④アマミシカクワガタはRhaetulus recticornis、つまりシカクワガタ属でDorcus属ではないので「ドルクスこぶ」がない。「ドルクスこぶがあればアマミコクワなので採集してOK、ハッキリしなければ採集しない」が無難だと思う。
↓アマミコクワのドルクスこぶ

サイズ感
図鑑:♂20〜38mm、♀20〜32mm。
野外:♂18.4〜37.8mm、♀32.4mm。
飼育:♂?〜40.8mm、♀34.3mm。
↓筆者:♂28.6mm、♀31.5mm。

♂は並。♀はMax31.5〜Min21.1と幅広く採れた。
まとめ
・奄美クワガタ四天王の中ではレアキャラ。本土コクワとは別物。
・採集はバナトラの数が命。たくさんガチャを引こう。
・♀は四天王の中では判別が容易。アマミシカクワガタの♀に注意。
次は産卵セットについて


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