ほとんど採れなかった…。ド普通種って聞いてたのに(´・ω・`)
アマミヒラタクワガタの採集について?
概要

アマミヒラタクワガタ。学名はDorcus titanus elegans。本土にもいるヒラタクワガタ(Dorcus titanus)の奄美群島固有種。本土ヒラタと比べて、①太い体と大顎で、大顎の中央寄りに内歯が付く、②スジブトヒラタほど明瞭ではないが上翅にスジが出る、といった傾向がある…らしい(゚∀゚)。
Q:らしい?
A:♂は採れなかったのでorz。バナトラに♂♀ペアで付いていたところを発見、♂は木の洞に、♀はバナトラの中に潜り込んだので♀を先に確保。♂には逃げられました(´・ω・`)。
というわけで♂の写真は来年…。♀が未交尾だったら?ペアで居たんだから大丈夫でしょう。大丈夫だよね?
採れなかった原因を考えてみる
一体なにがダメだったんでしょうかねー。
①:採集時期(7月1日〜15日)が悪かった?
アマミヒラタはスジブトヒラタと似たような環境に生息しており、スジブトヒラタの方が数が多い優占種らしい。スジブトヒラタの最盛期(梅雨明け)が終わった後に個体数が多くなるとのこと。
②:灯火採集(街灯まわり)をしなかったこと
バナナトラップによる採集しか考えていなかった、というかまあ夜の林道をハブに怯えながら一人で見回った後に街灯まわりをする気力がなかったというか。アマミヒラタは灯火にもよく集まるらしいが、スジブトヒラタはあまり飛ばない(高所掛けのバナトラには付いていなかった)ので、スジブト圧が相対的に低いであろう街灯も見て回るべきだったorz。
そういえば、去年の7月末に旅行に行った時は街灯下にアマミヒラタの♀がそこそこ転がっていたなぁ、と思い出したが完全に後の祭りである(´・ω・`)。奄美のクワガタ四天王を制覇するなら7月後半の方が無難かもしれない。
他の奄美クワガタ四天王♀との見分け方
Q:どれがアマミヒラタでしょう?

↑例によって、まず前脚の形を見る。前脚が内側に曲がっているのはアマミノコギリクワガタ、スジブトヒラタ、アマミヒラタの3択。前脚のトゲが露骨に張り出している1番左がアマミノコギリ。
次に、前胸背を見る。ツヤツヤなのがアマミヒラタ。つまり上の画像では左から3番目がアマミヒラタ。
↓前胸背がツヤツヤなのはアマミコクワ(左)とアマミヒラタ(右)。前脚を見れば判別は難しくない。

前脚が擦れた個体の場合は上翅を見て気合いで判別する。
↓アマミヒラタ。スジの間隔は割と規則的。

↓スジブトヒラタ。こちらもスジは規則的な間隔なので、前胸背と上翅の雰囲気で見分ける。

↓アマミノコギリ。点刻が集まってスジになる。

↓アマミコクワ。スジというか点刻の列は間隔がバラバラ。

サイズ感
図鑑:♂29〜73mm、♀25〜41mm。
野外:27.5〜75.0mm、♀〜43.7mm。
飼育:25.8〜81.8mm、♀〜51.5mm。
筆者は♀32.0mmの1匹のみ。奄美遠征の敗北者じゃけェ…。以前に勝負の土俵にも立てなかったorz。ていうか野外の75も飼育の80越えもヤベェ(゚∀゚)。
まとめ
・アマミヒラタ、簡単に採れると思っていたけど採れなかったorz。次があれば7月下旬に街灯も見ておく。
・判別ポイントは、①前脚が内側に曲がっていて、②前胸背がツヤツヤで、③上翅のスジが規則的。
次は産卵セットについて


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